湯ノ沢温泉日勝館(秋田県湯沢市(旧雄勝町))
秋田県湯沢市(旧雄勝町)の秘湯湯ノ沢温泉日勝館で温泉に入ってきました。
冬期間は雪が深いため11月半ばから休業しており、5月1日に営業を再開したとのこと。
秋田から山形へ向かう国道13号のかつて銀山で栄えた下院内にこんな看板が出ています。
ここで左折をすると車1台がやっと通れる細い道が続いています。
約3キロとのことなので、進んでいくとこの道でいいのかと不安になりますが、途中にこんな案内板が出ているので、安心して、どんどん進んでいきます。
途中ところどころで、車のすれ違いができるように広くなった場所もありましたが、対向車とすれ違うこともなく、日勝館の近くの駐車スペースまで来ることができました。
日勝館へは、橋を渡っていきます。
そして、階段を登ります。
日勝館の看板を横目にし、ようやく玄関に辿り着きました。
玄関には、日帰り入浴を目的に来る私のようなもののために、こんな表示がしてあります。
中に入り、日帰り入浴料金300円を支払います。
ここ湯沢市(旧雄勝町)は小野小町伝説が語り継がれている街であり、この湯ノ沢温泉は美肌小町の湯と名づけられています。
時刻は8時40分。
脱衣所の明かりも消え、入浴者は誰もいないようです。
灯りを点け、脱衣所に入り、浴室ともども写真に収めます。
透明なお湯がとうとうと木の湯船に流れ込んでいます。
コップが置いてあり、飲んでも体にいいようです。
体を洗うための蛇口やシャワーのお湯もこの温泉が使われているようです。
お湯はかなりぬる目で、ずーっと入っていてものぼせることはありません。
見事なくらい、きれいに透き通っていて、「湯船の底まではっきりと見える」気持ちの良い名湯に、長めに湯に浸かりました。
すごくあったまるまさに秘湯という感じのいい温泉でした。